
ディスプレイの表現力には限界があるので注意
撮影した写真をパソコンやスマートフォンのディスプレイ越しに見ているという人も多いのではないでしょうか。しかし、その写真をプリントアウトするともっと高画質かもしれません。最近の液晶は進化していて明るくて見やすいものがある一方で、廉価なディスプレイやスマートフォンの場合だと色合いが悪かったり解像度が低いこともあります。特に、一眼レフのような鮮明な写真を撮れるカメラで撮った写真だと、ディスプレイではその美しさを表現し切れません。そんな時に写真のデータを現像してみると、ディスプレイで見るよりも綺麗で高品質に仕上がるのです。もし、高性能のカメラを使用していてディスプレイでの画質に不満があるのなら、一度その写真のデータを現像してみると良いかもしれません。
プリントした写真ならではの空気感が魅力的!
ディスプレイ越しの写真とプリントアウトした写真では、画質以外にも大きな違いがあります。そのひとつが写真から漂う空気感です。先ほども言いましたが、ディスプレイの表現力には限界があるので、微妙な色のグラデーションや光の加減などを上手に映し出すことが出来ません。それゆえに、写真そのものが持つ空気感が失われてしまうのです。特に空や海を撮影した風景写真だとこの傾向が強くなりがちです。プロの写真家が撮ったものをインターネットなどで見るよりも、現像された同じ写真を展示会で見た方が何倍も感動が大きいですよね?これと同じで、やはり写真はディスプレイ越しで見るよりもプリントして眺めた方が空気感が伝わりやすいのです。